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性格テスト

考えすぎてしまう私、短所なのかな

メッセージ一行も何度も書き直してしまう私、それは短所ではなく慎重さです。ただ、前へ進む考えと同じ場所をぐるぐる回る考えは見分けたいので、二つを分ける目安と、そこから抜け出す方法をまとめました。

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グループトークに「来週の集まり、ここはどう?」の一行を送るまでに十分かかりました。はてなマークのあとに何をつけるか、はしゃいでいるように見えないか、先にほかの人の意見を聞くべきだったんじゃないか。送ったあとは、誰からも返信がない五分のあいだ、その文をまた読み返します。夜、横になると、昼間に同僚に言った言葉がよみがえります。「あの言い方、ちょっと冷たく聞こえたかな」。もう終わった会話なのに、頭のなかではまだ続いているのです。

「私、どうしてこんなに考えが多いんだろう?」と思うことがあるなら、この記事が役に立つはずです。考えが多いことは、たしかに強みになりえます。ただ、同じ考えでも、前へ進む考えと同じ場所をぐるぐる回る考えとでは、している仕事がまったく違います。二つを分ける目安と、回ってしまったときに抜け出す方法をまとめてみます。

考えが多いのは、慎重だということです

決める前にいくつもの場合を思い描き、相手の立場を二度三度と汲み取り、起こりうることに前もって備える。考えが多い人のこうした習慣は、ミスを減らし、ほかの人が見落としたすき間をつかまえます。そばにいる人には「この人は私のことを深く考えてくれているんだな」という信頼を与えることもあります。

この慎重さが輝く場面も、はっきりあります。旅行の計画を立てるときに雨の日の代案まで用意する人、契約書の小さな条項をもう一度読む人、大事なお詫びのメッセージを相手の立場で読み返す人は、たいてい考えが多いほうです。問題は、この力が必要のない場所でも同じ強さで回ってしまうことです。

考えが多くなるしくみは、性質によって少しずつ違います。新しいものに惹かれる性質は、可能性をいくつもの枝に広げるので考えが広がり、協調性が高い性質は、自分の言葉が相手にどう届いたかを汲み取ろうとして考えが長くなります。感情の振れ幅が広い性質は、一度心に引っかかった場面に感情がくっついて、同じ場面をより頻繁に思い出します。

前へ進む考えと、ぐるぐる回る考え

どちらも外から見れば、同じように「悩み中」です。でも、いくつかの点を見ればすぐに見分けられます。

見てみる点前へ進む考えぐるぐる回る考え
問いの形次は何をすればいい?どうしてああしたんだろう?あのとき違う言い方をしていたら?
新しい情報ひと回りするたびに何かが加わります同じ場面が同じ順番でくり返されます
行き着く先決断や行動につながります気分だけが重くなったまま止まります
体の感じ整理されて少し軽くなります肩がこわばって、眠気が逃げていきます

慎重さが力になるのは、左の欄にいるときです。右の欄に移ると、考えは仕事をするのではなく、心をすり減らします。

もっと簡単な目安もあります。考え終わったあとに書き出せる次の行動があるかどうかを見るのです。「明日の午前に上司に聞いてみる」のような一行が出てくれば、前へ進んだ考えです。一時間考えたのに書くことがひとつもなければ、その時間は同じ場所を回っていたのです。

どうして同じ場所をぐるぐる回ってしまうのか

ぐるぐる回る考えには、隠れた目的があります。落ち着かなさを減らすことです。「あの言い方、冷たく聞こえたかな」という問いの答えは、自分の頭のなかではなく相手のほうにあります。それでも考え続けてしまうのは、考えているあいだは何かをしているような気がして、不安が少しやわらぐからです。考えが、問題を解くための道具ではなく、不安をなだめるための道具として使われているのです。その不安は少し小さくなってはまた湧いてくるので、また考えてしまい、そうして輪ができあがります。

それに、頭のなかではくり返しがよく見えません。同じことを十回目に考えていても、毎回初めて考えているように感じます。だから、もう少し考えれば答えが出そうな気がし続けるのです。

決断の重さを区別していないことも、理由のひとつです。決断には、やり直せるものとやり直しにくいものがあります。転職や引っ越しは、じっくり考える価値のあることです。でも集まりの場所や、メッセージの最後のはてなマークは、間違えても次に変えればすむことです。考えが多い人は、この二つを同じくらいの重さで抱えて悩んでいることがよくあります。軽い決断に重い決断と同じだけの考えを使うので、一日の終わりにはいつも頭がオーバーヒートしています。

外の私と内の私のあいだにも、手がかりがあります。考えが多い人は、外ではむしろ口数が少なく、落ち着いて見えることがよくあります。言葉を出す前に、内側で一度ふるいにかけるからです。外に出た言葉は一文でも、内側ではすでに十の文が行き交ったあとなのです。会話のあいだは慎重さだったそのふるいが、会話が終わったあとには巻き戻し装置になってしまいます。人前の私とひとりのときの私の距離が遠いほど、外に出す前にふるいにかける量も多くなります。

ぐるぐる回る考えから抜け出す五つの方法

  1. 問いの形を変えます。 「どうしてあんなふうに言ったんだろう?」を、「次に似たような状況になったら、何て言おう?」に変えてみます。過去に向いた問いを前に向けた瞬間、考えは左の欄に移ります。「どうして」は過ぎた場面にとどまり、「どうやって」は次の場面へ進みます。
  2. 確かめられることは、頭の外で確かめます。 同僚に言った言葉がずっと引っかかっているなら、翌日に軽く聞いてみます。「昨日の私の言い方、もしかして冷たく聞こえた?そんなつもりじゃなかったんだ」。頭のなかで百回回すより、一回聞くほうが早いです。聞きにくい間柄なら、次に会ったときの相手の態度を見ることで代わりにしてもかまいません。昨日と同じようにあいさつしてくれたなら、それが答えです。
  3. 考えを紙に出します。 文を整えずに、思い浮かぶままに書きます。頭のなかで回っていたものをそのまま書いてみると、同じ文が何度もくり返されているのが目に見えます。同じ文が三回目に出てきたら、その考えは今日はもう十分にやったということです。書いた紙は捨ててもかまいません。外に出すこと自体が目的ですから。
  4. 決断の重さに合わせて、考えの締め切りを決めます。 慎重さにも締め切りが必要です。まず、やり直せることかどうかを自分に聞き、やり直せるなら短く終わらせます。グループトークのメッセージは二回直したら送る、夕ごはんのメニューは5分以内に決める、やり直しにくい決断だけはひと晩寝てから決める、というように。メッセージを送ったあと、返信が来るまでトーク画面を閉じておくところまでが締め切りです。目安があれば、止めることはあきらめではなく完了になります。
  5. 回りはじめたら、体の場所を変えます。 ベッドで同じ場面が回りはじめたら、起き上がって水を一杯飲んだり、洗い物をしたり、少しベランダに出たりします。体が動くと、考えも別の部屋へ移っていきます。ベッドが悩む場所になってしまうと、横になるだけで考えが始まりやすくなります。悩むのは机で、眠るのはベッドで、と場所を分けておくのもおすすめです。

こんなふうには読まないでください

考えが多いというのは、気が小さいとか決断力がないという意味ではありません。ぐるぐる回る考えを減らそうというのも、慎重さを減らそうということではなく、慎重さを必要な場所で使おうということです。考えが少ない人のほうが幸せだという意味でもありません。すぐに決める人には、すぐに決める人なりのミスがあります。

ただ、心配ごとのせいで毎晩よく眠れなかったり、同じ考えにとらわれて仕事や勉強に集中しにくい日が長く続いたりしているなら、ひとりだけで整理しようとしないでください。お医者さんやカウンセラーに話してみるのも、考えを頭の外に出すいい方法です。

慎重さは残して、ぐるぐるだけを減らします

考えが多いのは、直すべき短所ではありません。考えがどちらに流れているのかに気づくだけでも、そのたくさんの考えがそのまま力になります。決断を前にしてとくに考えが長くなるならなかなか決められない私、優柔不断なの?を、考えているうちに始めるのがどんどん後回しになるならつい先延ばしにする私、怠け者なの?をあわせて読んでみてください。無料の性格テストで人前の私とひとりのときの私を分けて見れば、自分の慎重さがどの場所で輝き、どの場所で自分を引き止めているのかが、もう少しくっきり見えてくるはずです。

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