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無料の性格テストを始めるなじみのあるENTJを手がかりに、二つのタイプの特徴と感情の動き方を見てみましょう。結果を換算する表ではなく、二つの検査を読み比べるガイドです。
二つのタイプは、私たちの検査で感情の変化を捉える軸が異なります。予定が変わったときや、会話が長く心に残るときの反応を思い浮かべてみてください。この軸は検査への回答から決まり、MBTIのタイプだけでは分かりません。
ENTJの説明と私たちのタイプの説明を読み比べるための参考表です。二つの検査は測る内容が異なるため、説明が似ていても同じ結果になるとは限りません。
MBTIとこの診断は測定方法が異なるため、正確に置き換えることはできません。二つの結果を一緒に読むための参考にしてください。
ENTJには、目標を決めたら人と資源を集めて押し進める人、決断が早く先頭に立つのが自然な人、というイメージが強くあります。この4文字は、何に向かってどう動くかをよく表しています。
表しきれないのは、物事がこじれたときにその人の内側で起きる温度の変化です。私たちの検査はこれを情動性として測り、同じENTJを二つに分けます。揺れが大きいほうは場を盛り上げる人(SLOEI)、穏やかなほうはアイデアあふれるネットワーカー(SCOEI)です。前に立って引っぱる姿は同じでも、揺れたあとの姿は違います。
自分で立ち上げたプロジェクトの締め切りを三日後に控えて、メンバーの一人から、事情ができて抜けたいと連絡がきました。SLOEIのほうは、もどかしさがそのまま声や表情に出ます。代わりの案を考えながらもがっかりした気持ちが混じって、言葉がいつもよりきつくなることがあり、一日ほどたってから自分から謝って雰囲気を立て直します。
SCOEIのほうは表情を変えず、「じゃあ、その仕事は誰が引き受ける?」とすぐに次へ進みます。残った人たちの強みをつなぎ合わせて役割を分け直すのも早いです。ただ、がっかりした気持ちを最後まで口にしないまま過ぎてしまい、抜けたメンバーは何事もなかったと思い込むこともあります。
自分で判断しにくいときは、親しい同僚や友だちに「私って、怒ってるとき顔に出てる?」と聞いてみてください。前に立つ人は自分がいつも落ち着いていると思い込みやすいので、そばにいる人の答えのほうが正確なこともあります。
感情の変化が小さいからといって感情がないわけでも、大きいからといって引っぱる力が足りないわけでもありません。無料の性格テストの結果には五つの特性がグラフで一緒に表示されるので、情動性のスコアが真ん中近くに出たなら、二枚のカードをどちらも自分の説明として読んでかまいません。
MBTIとこの検査は測っているものが違うので、ここに書いた内容は結果を置き換える換算表ではなく、二つを読み比べるための参考です。
場を盛り上げる人 (SLOEI)は、初めて会う人も巻き込み、その場で楽しい流れを生みます。周囲が覚えているのは、一緒にいると何かが起きそうな勢いです。しかし一人になると、途中のままの仕事や果たせなかった約束が気になり、あの活力が続かなかった自分に疲れることがあります。盛り上げる側には、今を楽しみたい気持ちと、明日も責任を果たしたい気持ちが並んでいます。
アイデアあふれるネットワーカー (SCOEI)は、会話の糸口を作り人同士が話し始めると、自分は少し身を引きます。一人でメモを開けば、そこにある案が誰かに届けるためのものばかりだと気づくことがあります。ネットワーカー側では、人をつなぐ動きの陰で、自分自身の方向性が後回しになっています。前者はその場の熱を翌日の実行まで保つことが、後者は誰かへの提案を自分の取り組みにすることが難しいと感じます。
たとえば、友人から新しい活動に誘われたとします。場を盛り上げる人 (SLOEI)は、その場では乗り気で約束しても、後で別の興味に引かれて予定を変えがちです。アイデアあふれるネットワーカー (SCOEI)は、役立ちそうな人を紹介しても、その後どう進んだかの確認を忘れがちです。盛り上げる側は約束の変更で、ネットワーカー側はその後の連絡不足で、友人を待たせます。
たとえば、同じ業務ばかり続くとします。盛り上げる側は、勢いに任せて急に別の予定を入れたくなります。ネットワーカー側は、決まった手順を窮屈に感じ、避けようとします。新しさを求める点は似ていても、衝動が出る場所が違います。
たとえば、家族の間でもめ事が起きたとします。盛り上げる側は、責められると強い言葉を返し、その場を離れることがあります。ネットワーカー側は、立場の違いを整理して解決案を示します。ただ、家族がつらさを分かち合いたいときには、その整理がよそよそしく感じられます。
判断型という呼び名から、段取りと仕上げが得意だと決めると見落としが生まれます。場を盛り上げる人 (SLOEI)は、即興で人を動かす一方、興味が薄れると途中で手を離しがちです。アイデアあふれるネットワーカー (SCOEI)も、序盤を過ぎると別の案に力が移ります。組織性が「体系的」であることだけでは、仕事を終える力まで決まりません。
思考型という呼び名も、人への配慮が乏しいという意味ではありません。盛り上げる側は困っている友人にすぐ反応し、ネットワーカー側は初対面の人同士が話せる接点を探します。協調性が「自分軸」であることと、相手を気にかける行動は両立します。
社会性が「社交的」、探究性が「探求的」という共通点から、一人でも同じように動けるとは言えません。前者には活力の落差があり、後者には自分の方向性が見えにくい時間があります。情動性を含む五軸と、人前と一人のときの別々の結果が、その違いを読む手がかりになります。
五つの軸にはそれぞれ二つの極があり、三十二のタイプをその位置で比べます。近さは、同じ極に立つ軸を重み付きで数えます。情動性が最も重く、協調性、社会性、組織性、探究性と続きます。ここで両タイプに近いものは、情動性が同じで、社会性・組織性・協調性・探究性の一軸だけが違います。遠いのは、異なる軸が最も多い三つのタイプです。両タイプとも社会性・情動性・協調性に加え、探究性だけ、組織性だけ、または両方が違います。五軸の類似度を表す基準なので、この距離で友情や恋愛の行方は決まりません。
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